月1読書書評・お金 ユダヤ富裕層が13歳までに学ぶお金のルール

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34歳の誕生日を迎え、新習慣として月1読書をする事にしました。
読書は元々好きだったのですが、育児をする中で、なかなか読む余裕が無くなりまして…汗。

今回も図書館で借りた本を1冊…いや、流れで2冊、紹介します。
来月は小説かもしれませんし、経済系かもしれませんし、突然歴史関係や旅行本かもしれません…笑。

前回は、育児中の方々にかなり好評だった、こちらです。
併せてお楽しみ下さい。
(各記事へのリンクは、記事一番下の関連記事にも纏めているので、先に今回の内容を読みたい方は、そのままお進み下さい。)

月1読書書評・育児 「賢い子」に育てる究極のコツ

今回読んだ本はこちら、

と、

の2冊です。

併せて読めば、子どもへの金融教育に怖い物無しなのでは…と思っています。
一応、月「1」読書なので、
ユダヤ富裕層をメインに紹介していきます。

本書を手に取った流れ

実は私、ユダヤ系の方々の価値観や考え方に凄く興味があります。
Google創業者のラリー・ペイジ氏、Facebook創業者のマーク・ザッカーバーグ氏、マイクロソフトの元最高責任者のスティーブ・バルマー氏…、
世界で成功されている方や、お金持ちの方には、ユダヤ系の方が多い…という話は聞いた事があるでしょう。

…え、それだけで気になりますよね!
実は以前から、こそこそとユダヤ系の方に関する本は読んだりしています。
成功している方の考え方や、発想、習慣、「当たり前」を、自分に落とし込みたいからです。

因みに過去には、こちらの本も購入して読みました。
(電子書籍で買いました。)
お勧めです☆

七田式やらモンテッソーリ教育等色々育児の考え方はありますが、
私はそれより何より、
子ども達には、「タルムード」(ユダヤ教の聖典)を読ませるという野望を抱いています。
(流石に今は早過ぎる内容なので、年長頃を目処に考えています。)
タルムードを通じて、考え方、お金への向き合い方、そして人生の苦難の乗り越え方と、多くの事を学べるのでは…と思っています。

13歳というと、3歳息子と2歳娘を育児中の我が家には、「まだ早いんじゃ…?」と思われるかもしれませんが、
既に私の趣味で、息子に「株式投資とは…」と教えている我が家では、「早過ぎる」事は無いと思っています。
そして、お小遣いを渡すのはいつから、どの様に渡す、細かい取り決め等、今後旦那と時間をかけて決めていくにも、早いに超した事はありません。

我が家は、大学費用等は、ジュニアNISAや学資保険でカバーできる様にしていますが、
産前は、それ以外のお金を一切考えていなかったので、
お小遣いも重要な決め事の1つです。
また、私の周りには育児中の方が多いので、参考になればと、今回書かせて頂きます。

本書の中身

第1章・お金に対する考え方のルール

第2章・お金の分け方のルール

第3章・お金の使い方のルール

第4章・お金を増やすためのルール

第5章・お金を働かせるためのルール

第6章・お金の育成期と維持期のルール

第7章・お金を守るためのルール

各章の中身・感想

以下、私のメモに沿いつつ、追加でコメント等を記しています。
(記事を書くのはかなり後になったのですが、10月頭に本を借りたので、流石にあまり細かい事は覚えて無くて…苦笑。)

著者・川口幸子さんは、3~9歳の時に、欧米で資産家の祖父母の元で育ち、「欧米式のお金の教育」を受けて育ちました。
8歳から、長期積立分散投資を始めています。

第1章・お金に対する考え方のルール

著者が幼少期の頃にしていた事です。

・帰宅後に勉強習慣

我が家も、幼稚園入園後に、「早くからする方が習慣化できる」からと、ワークやパズル、通っているヤマハのCDやDVDで音楽鑑賞等をしています。
でも、内容はお勉強的な事ではなく、もっと自由で良いとの事です。

・家でお金の話をする

実家ではほぼありませんでした。
現在、我が家では投資も含め普通に会話しています。
「今月、お金ピンチ!」も言ってます。

・短期、中期、長期でお金の目的を考える

短期は、学校の用品や買い食い、プレゼント代。
中期は、今はまだ必要がない、少し高い欲しい物等。
後者は、投資して増やす。

また、いくら必要かを考え、結婚や子供の教育費がいくら必要か等は把握しておく。

第2章・お金の分け方のルール

ユダヤ流6つのお金の分け方…というものがあるそうです。

①銀行口座(生活に必要なお金)←1か月の生活費

②緊急予備費口座(緊急時のお金を別で管理)←3か月分位の生活費

③貯める口座(①②とは別の貯金)←同上

④貢献口座(寄付や、大切な人への贈り物やご褒美に使うお金)

⑤増やす為の口座(利回り4%以上の複利でお金を育てる)

⑥投資用の口座(インデックス、アクティブ、株、自己投資用に活用するお金)

著者は既に8歳で⑤と⑥を持っていたそうです。
(ジュニアNISAのおかげで、既に子ども用口座を持っている方も多いかと思いますが、
0歳で投資家も珍しく無い昨今というのは、少し嬉しいですね。
…投資界隈だけかもしれませんが…。)

著者を含め、同じ様にしていた友人達は、
少額でもコツコツ続けた事で30年で1億前後の資産を有していたとの事です。

日本人は全て同じ銀行口座に入れているが、
細かく分けておく事で、すぐに使わないお金を育てる事ができるし、
まだあるからと余計な出費をせずに済む…という事も書いてありました。

確かに、私も銀行口座は今でこそ複数ですが、
小さい時はお年玉の貯金分(親が管理していて、私自身は全く関与できない)だけでした。
お年玉=他の子はゲーム買ってても、我が家は親に渡すのが普通です。
お小遣いでやりくりするのが普通!
高学年で800円、中学で2000円と、決して多くは無いかと思いますが、
全然行けました。
(だって、貰う時にお小遣い帳を親に見せるんですが、漫画買ったら怒られる様な家だったんですもん…。)

高校になって、毎月3000円のお小遣いから1000円ずつ貯金する事にしたので、
その時に郵便局の口座を作りました。
最初から複数持たせておくのも、大事ですね。

(うちの父が意識不明になった時に、司法書士の先生に財産管理をお任せする事になり、
もう本当あらゆる金融機関で定期貯金を開設しまくっていたのには、引きました…苦笑。
私は証券口座3つと銀行系は8か所だから可愛いもんよ。)

あ、お小遣いは、大学生の時に下宿生活する時に、渡して貰いました。
レポートで必要だからとPCだけ購入して、あとはあまり使わず大事にしてました。

外貨、株、不動産、ゴールドと複数の資産に分けておく事も大事です。
「ひとつのカゴに卵を盛るな」ですね。
ゴールドは触った事が無いのですが、私もいずれ買ってみたいなと思っています。

・付き合う人によって、配分を変える
家族や恋人、友達、仕事、習い事、地域の人等…、
大切な人にお金を使い、時に配分を見返す事も大事です。

・寄付
私は、寄付するよりも自分の中で蓄えて、自分が寄付をされない立場になる…という事を意識していました。
お金が増えても、取り敢えず老後や子どもの為に必要になるかもしれない…と、とっておく事がしばしばです。
(実際、お金を持つと意識しておかないと浪費しちゃったり…。)

けれども育児面でも、ある意味寄付をして貰ってる立場だとは思うので、社会には助けられてるんですよね。
私も、働いていた頃に納税という形で寄付したと思っています。
回り回ってのお金だと思ってます。
日本人は「寄付が少ない」と言われてるそうですが…、
まぁ、わざわざ目的として貯めたりしません。
「お金が無い」「そのお金があれば投資をしちゃう」「支援して良い団体なのか不安」
目的が寄付に今の所なり難いので、そこの意識をもっと知って、自身に落とし込みたいなと思います。

(以前、楽天だったかで「ポイント募金」みたいな物があり、
フォロワーさんがしていて気になって、してみた事はあります。
私の尊敬しているフォロワーさんでも、よく送る側としてフードバンクに足を運んでいる姿があり、
少しずつ興味を持てては来ているのですが…今年は最後のジュニアNISAへの入金等もあり、まだ私の資産もボロボロの状態なんでね…。)

第3章・お金の使い方のルール

・天引き

天引きしてました!
ってか、天引きしないと、よほどの意志が無い限り貯まらないと思います!

・お金を増やす為のルール

目的の為に交渉して、何かを頑張りお小遣いを貰う。
達成しなければ返金
達成したお金の余りは、次の目的に使う。

目的を叶えるだけでなく、
お小遣いの中から学校で使う物や衣服等の必需品の多くを、自分で調達できる様に教えられ、
足りなければ交渉するのが一般的との事です。

第4章・お金を増やすためのルール

既に自分の投資法を確立している方は、読み飛ばして大丈夫かなと思います。

第5章・お金を働かせるためのルール

宗教も含めて、投資への向き合い方。

第6章・お金の育成期と維持期のルール

・ボーナスに対しての考え方

実家も同じ考え方でしたが、私も「無い物」として考えてました。
なので、私もボーナスは手付かずだったので、いざ投資を始める際に軍資金になりました。

「ボーナスが入るから。」と、衣料品や家具の新調をしてる人を、
「おぉ、経済を回してるなー。」と思って見てました…笑。
ボーナスで何かを買う…という、多くの方の考えと違っていただけで、十分お金持ちへの第1歩を踏み出せていたのかなと思います。

ボーナスの金額の維持、継続、来年も同じという保障はありません。
あまり期待せず、月々のお給料の範囲で、計画的に買い物していくのが大事かなと思います。

因みに、児童手当は、私のお小遣いをジュニアNISAに回すという事で家計に入れていますが、
こういうお金をあてにせずに暮らせたら良いな…苦笑。

維持期にお金を減らさない為のルールや備えも書いてありました。
(4%投資)

第7章・お金を守るためのルールは、特にメモを取っていません。

8歳からのお給料袋

毎月の流れとしては、
①お小遣いはお小遣い袋に入れて渡す
 3分の1は、貯金に回す
②お小遣いは子ども自身に管理させる
 お小遣い帳では無く、レシートで管理
③月に1回「おこづ会議」を開き、今月のお金についての感想等を話す
 しっかり管理できていたら、お小遣いは増額
という感じです。

臨時収入があった時、お手伝いでお駄賃?等、悩ましい項目も書いてあるので、ぜひ参考にしてみて下さい。
文房具等、家計から出すか、子どもに出させるか…という線引きを決めるのにも良いかと思います。

3分の1を貯金…という考え方が、凄く良いなと思いました。
我が家は、子ども達の証券口座も開設しているので、
上手く唆し、お小遣いから銘柄を考えて貰い、
1株投資や投資信託等をしていって貰おうと思います。
家計は塾や習い事等の大きな費用に費やしていくと思うので、
お小遣いの増額は、子ども自身の資産運用でしていって欲しいです…笑。

息子・娘ジュニアNISAの2022年9月~2023年4月の配当金額&お小遣い対策

8歳からの…とありますが、
小学校入学等、お小遣い制を取り入れるタイミングまでに、
ユダヤ富裕層が13歳までに~と併せて、きちんと体制を整えておくのがお勧めです。
既にお小遣い制を始められた方も、
入学や進級のタイミング等、少しずつ良い所を取り入れていって頂ければ幸いです。

お金の教育は、高校で教えられる様になったとはいえ、
やはり家庭というのは子どもの考え方や生活習慣を作る基盤。
例えば、親がだらしないお金の使い方をしていれば、子どももそれが「普通」になってしまいます。
私もお金にかなり厳しい家で育ったと思いますが、
親自身もかなりお金の使い方に厳しかったと思います。
(でも旅行等は楽しんでいて、使うべき所とそうでない所をしっかり…という感じでしょうか。
そこは私も凄くその気があります…笑。)

よく親御さんで「幼稚園が何とかしてくれるだろう。」と言う方も居ますが、
優秀な園や学校に入れ様が、「最終的な子育ての基礎については親やろ?」と思ったりもします。
(3歳児でも、お迎えに行くと、よそ行きの顔してますもん…苦笑。
大人でもそうなんだから、家の外と中ではやっぱ違うんだよね。
幼稚園でトイレするけど家でしない話とかも、聞いたりしますしね。)
私も、まだまだ親として、人として至らぬ点は多々ありますが、
子どもに誇れる親になれればと思います。

私も、お金は実家ではお小遣い帳をつけ、きちんと管理していましたが、
社会人になり、自分の采配で使えるお金が増え、
ポイントも欲しいから…とリボ払いしたりと調子に乗った事もあります…笑。
そこから自分のお金の使い方を見直し、改めて節約好きになりましたが、
これもお小遣い帳をしていた経験が大きかったなと思います。

子どもの金融教育は、親が勝手に投資で増やすだけでは無く、
そもそものお金との向き合い方を叩き込む事。
この2冊で、親サイドが子どものお金について、かなり詳しくなれると思います。
参考になり、本をお手に取る機会をぜひ作って頂ければ幸いです。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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関連記事

今回の本

ユダヤ富裕層が13歳までに学ぶお金のルール [ 川口幸子 ]

価格:1650円
(2023/11/4 14:50時点)
感想(3件)

【中古】 8歳からのお給料袋/野中ともよ,鈴木達郎【著】,上田惣子【漫画】

価格:220円
(2023/11/4 14:50時点)
感想(0件)

ユダヤ系の方の考え方については、こういった本も読んだ事があり、お勧めです☆

ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣 (だいわ文庫) [ 本田健 ]

価格:880円
(2023/11/4 15:09時点)
感想(174件)

ユダヤ人大富豪の教え(2) (だいわ文庫) [ 本田健 ]

価格:770円
(2023/11/4 15:09時点)
感想(53件)

ユダヤ人大富豪の教え(3) (だいわ文庫) [ 本田健 ]

価格:770円
(2023/11/4 15:09時点)
感想(7件)

9月の月1読書、子育て世帯に大人気でした☆

月1読書書評・育児 「賢い子」に育てる究極のコツ

頂いたお祝い金等は、お返しをした後、総合口座に入れて、
早速お小遣い用に資産運用しています…笑。

息子・娘ジュニアNISAの2022年9月~2023年4月の配当金額&お小遣い対策

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